不動産用語集Q&A|杉住建

用語の頭文字

あ行

空き家とは

空き家とは、人が住んでいない住宅のことをいいます。ただし、一口に空き家といっても、状況によって次のような種類があります。

貸し出したいが借り手が見つからない住宅

売却したいが買い手が見つからない住宅

普段は誰も住んでいないものの、別荘や物置などとして利用している住宅

所有者が亡くなったり、介護施設へ入所したりしたことで住む人がいなくなった住宅 など

近年は少子高齢化や人口減少の影響により、日本全国で空き家が増加しています。

空き家を長期間放置すると、建物の老朽化による倒壊の危険や、雑草・害虫の発生など衛生環境の悪化、不法侵入や放火など防犯上のリスクが高まるほか、周辺の景観や不動産価値に影響を及ぼすことがあります。

こうした問題に対応するため、2015年には「空家等対策の推進に関する特別措置法(空家等対策特別措置法)」が施行されました。現在では、多くの自治体が空き家対策として相談窓口の設置や補助金制度、空き家バンクの運営などを進めています。

相模大野・町田・相模原市南区周辺で空き家の売却や活用、賃貸、不動産管理についてお悩みの方は、Life Vision株式会社杉住建までお気軽にご相談ください。

か行

管理費とは

管理費とは、マンションやアパートなどの建物や共用部分を維持・管理するために必要な費用のことです。毎月の家賃とあわせて支払うことが一般的です。

管理費は、入居者の皆さまが快適に生活できるよう、共用部分の維持管理に充てられます。主な用途には、次のようなものがあります。

共用部分(廊下・階段・エントランスなど)の清掃費

エントランスや廊下、エレベーターなどの電気代

エレベーターや共用設備の点検・保守費用

共用アンテナやインターネット設備の維持管理費

花壇や植栽など共用スペースの手入れ費用

公益社団法人不動産公正取引協議会連合会では、管理費を「建物や共用部分の維持・管理を行うために必要な費用」と定義しており、建物の大規模修繕に備えて積み立てる「修繕積立金」とは別の費用です。

賃貸物件を探す際は、家賃だけでなく管理費も含めた毎月の支払額を確認することが大切です。

相模大野・町田・東林間エリアで賃貸アパート・賃貸マンションをお探しの方は、Life Vision株式会社杉住建までお気軽にご相談ください。

共益費とは

共益費とは、アパートやマンションなどの集合住宅で、共用部分を維持・管理するために家賃とは別に毎月支払う費用です。

共益費は、入居者全員が共同で利用する設備や施設を快適に保つために使われます。

主な使い道としては、次のようなものがあります。

共用廊下や階段の照明の電気代

共用部分の水道代

ゴミ置き場の清掃費

エレベーターの電気代・保守点検費

共用灯の交換や点検費用

建物共用部分の定期清掃費 など

共益費の金額は物件によって異なりますが、一般的には家賃の5~10%程度に設定されているケースが多く見られます。

管理費との違い

「共益費」と「管理費」は、物件によって名称が異なりますが、実際にはほぼ同じ意味で使われることが多い費用です。

厳密には、

共益費:共用部分の清掃や照明、設備など、共同で利用する部分の維持費

管理費:共益費の内容に加え、建物全体の維持管理や管理業務なども含めた費用

という違いがあります。

そのため、募集図面で「管理費」と記載されていても、「共益費」と記載されていても、大きな違いはないと考えて問題ありません。

空室対策とは

空室対策とは、アパートやマンション、ビルなどの賃貸物件で、空室を減らし、入居者を増やすために行う取り組みのことです。

空室が長期間続くと家賃収入が減少するため、オーナー様にとって空室対策は安定した賃貸経営を行ううえで重要なポイントとなります。

代表的な空室対策には、次のようなものがあります。

入居者のニーズに合わせて家賃や敷金・礼金などの条件を見直す

リフォームやリノベーションを行い、物件の魅力を高める

設備を充実させ、競争力を向上させる

入居者の募集方法や広告を見直す

ターゲットとなる入居者層を広げる

近年は、少子高齢化や人口減少の影響により、全国的に空室率が高まる傾向にあります。そのため、地域の需要に合わせた適切な空室対策が、賃貸経営の成功につながります。

Life Vision株式会社杉住建では、家賃査定・募集条件の見直し・管理会社の変更・リフォーム・リノベーションまで、オーナー様の状況に合わせた空室対策をご提案しています。

契約金とは

 

契約金とは、不動産の契約を結ぶ際に支払う費用の総称です。契約内容によって含まれる費用は異なり、賃貸契約と売買契約では内容が異なります。

賃貸契約の場合

賃貸物件では、契約金に次のような費用が含まれることがあります。

敷金

礼金

仲介手数料

前家賃(日割り家賃を含む)

管理費・共益費

火災保険料

鍵交換費用

消毒・抗菌費用

保証会社の保証料(利用する場合) など

物件によって契約金の内訳や金額は異なるため、契約前に見積書の内容をしっかり確認することが大切です。

売買契約の場合

不動産の売買では、契約時に手付金を支払うことが一般的です。手付金は売買代金の一部として扱われるもので、金額は売買価格の5~10%程度が目安となります。

手付金には契約を成立させる役割があり、契約を解除する場合には返還や放棄などの条件が定められているため、契約内容を十分に確認しておくことが重要です。

建ぺい率とは

建蔽率(けんぺいりつ)とは、敷地面積に対して建物を建てられる面積の割合のことです。

例えば、100㎡の土地に50㎡の建物を建てた場合、建蔽率は50%となります。

建蔽率は、建物が密集しすぎることを防ぎ、日当たりや風通し、防災性を確保するために定められている基準です。

建てられる建物の建蔽率は、用途地域などに応じて都市計画であらかじめ定められており、原則としてその範囲内で建築する必要があります。

ポイント

建蔽率=建築面積 ÷ 敷地面積 × 100

土地いっぱいに建物を建てられるわけではありません。

地域によって建蔽率の上限が異なります。

原状回復とは

原状回復とは、賃貸住宅を退去する際に、借主が故意や過失によって生じた損傷や汚れを修繕し、入居時の状態に近づけて返還することをいいます。

ただし、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、借りた当時の状態に完全に戻すことが原状回復ではないとされています。

例えば、家具を置いていたことによる床のへこみや、日常生活による壁紙や畳の日焼けなど、通常の使用による経年劣化や自然な損耗については、原則として借主が修繕費を負担する必要はありません。

一方で、故意や不注意による破損や汚れ、設備の破損などは、借主が原状回復費用を負担する場合があります。

退去時の敷金精算などのトラブルを防ぐためにも、賃貸借契約書の内容や原状回復のルールを事前に確認し、貸主・借主の双方が十分に理解しておくことが大切です。

ポイント

原状回復=入居時の状態に完全に戻すことではありません。

通常使用による経年劣化や自然損耗は、原則として貸主の負担です。

故意・過失による汚損や破損は、借主の負担となる場合があります。

トラブル防止のため、契約内容を事前に確認しましょう。

更新料とは

更新料とは、アパートやマンションなどの賃貸住宅や借地契約を更新する際に、借主が貸主へ支払う費用のことです。

賃貸住宅の契約期間は、一般的に2年間で設定されていることが多く、契約を継続する場合は更新手続きが必要になります。更新料の金額は物件によって異なりますが、家賃1か月分程度が目安となるケースが一般的です。

更新料は法律で一律に定められているものではなく、契約書に更新料の定めがある場合に支払います。そのため、契約時には重要事項説明書賃貸借契約書の内容を確認しておくことが大切です。

また、契約更新時には更新料のほかに、不動産会社へ支払う更新事務手数料や、火災保険料保証会社の更新保証料などが必要になる場合があります。

ポイント

更新料は、賃貸借契約や借地契約を更新する際に貸主へ支払う費用です。

金額は家賃1か月分程度が一般的ですが、物件によって異なります。

更新料は契約書に定めがある場合に支払います。

更新時には、更新事務手数料や火災保険料、保証会社の更新保証料などが必要になることがあります。

固定資産税とは

固定資産税とは、毎年1月1日時点で土地や建物(家屋)、償却資産を所有している人に課税される地方税です。

固定資産税は、不動産が所在する市区町村が課税し、毎年送付される納税通知書に基づいて納付します。一般的には年4回の分割払いですが、一括で納付することもできます。

税額は、固定資産税評価額(課税標準額)に標準税率1.4%を掛けて算出されます。また、新築住宅や住宅用地については、一定の条件を満たすことで固定資産税の軽減措置が適用される場合があります。

なお、その年の途中で不動産を売買した場合でも、その年の納税義務者は1月1日時点の所有者です。ただし、不動産売買では、固定資産税を売主と買主で日割り精算することが一般的です。

ポイント

毎年1月1日時点の所有者に課税されます。

不動産の所在地の市区町村へ納付します。

標準税率は課税標準額の1.4%です。

新築住宅や住宅用地には軽減措置があります。

不動産売買では固定資産税を日割り精算することが一般的です。

さ行

敷金とは?

敷金とは、賃貸アパートや賃貸マンションなどの賃貸借契約を結ぶ際に、借主(入居者)が貸主(大家さん)へ預けるお金のことです。

敷金は、家賃の滞納があった場合や、退去時に借主の故意・過失による室内の修繕費用が発生した場合に備えるための**保証金(担保)**として預けられます。

契約期間中に問題がなく、退去時の精算が終わったあと、修繕費などを差し引いた残額が借主へ返還されます。そのため、敷金は礼金とは異なり、条件によって返金されるお金です。

相模大野・町田・東林間エリアで賃貸物件をお探しの方や、敷金についてご不明な点がございましたら、Life Vision株式会社杉住建までお気軽にご相談ください。

所有権とは

所有権とは、自分の土地や建物などの財産を自由に使用し、利益を得たり、売却や譲渡したりできる権利のことです。

所有者は、法律の範囲内でその財産を自由に利用・管理・処分することができます。また、自分の所有物を第三者が無断で使用したり占有したりした場合は、返還や妨害の排除を求めることができます。

ただし、所有権は無制限に認められているわけではありません。土地や建物は、都市計画法や建築基準法などの法令や、近隣との関係に関するルールによって利用方法が制限されることがあります。

また、公共事業などのために必要な場合は、法律に基づき正当な補償を行ったうえで土地などが収用されることもあります。

ポイント

所有権とは、土地や建物などを自由に使用・管理・売却できる権利です。

所有者は、第三者による無断使用や占有に対して返還などを求めることができます。

所有権には、法律や条例などによる一定の制限があります。

公共事業のために、正当な補償のもとで土地が収用される場合があります。

住宅ローンとは

住宅ローンとは、住宅の購入や新築、建て替え、リフォームなどのために金融機関から借りるお金のことです。

住宅ローンは、銀行や信用金庫、ネット銀行などの金融機関が取り扱っており、借入期間や金利、借入可能額などの条件は金融機関によって異なります。金利には、固定金利変動金利があり、ご自身のライフプランに合わせて選ぶことが大切です。

融資を受ける際には、購入する土地や建物に抵当権が設定されるのが一般的です。また、収入や勤務先、借入状況などをもとに審査が行われます。

住宅ローンを選ぶ際は、毎月の返済額だけでなく、総返済額や将来のライフプランも考慮することが重要です。金融機関が提供している住宅ローンシミュレーションを活用すると、返済計画を立てやすくなります。

さらに、一定の条件を満たす場合は、住宅ローン控除(住宅ローン減税)などの税制優遇を受けられることがあります。

ポイント

住宅ローンは、住宅の購入や新築などのための借入です。

金利には「固定金利」と「変動金利」があります。

審査では収入や勤務先などが確認されます。

購入する住宅には抵当権が設定されるのが一般的です。

条件を満たせば住宅ローン控除を利用できる場合があります。

重要事項説明とは

重要事項説明書とは、不動産会社が契約前に借主や買主へ交付し、契約内容や物件に関する重要な事項を説明するための書類です。

この説明は宅地建物取引業法で義務付けられており、宅地建物取引士(宅建士)が宅建士証を提示したうえで行います。

重要事項説明では、物件の内容や契約条件、費用、設備、契約上の注意点などについて説明を受けます。契約後に「知らなかった」「聞いていなかった」といったトラブルを防ぐための大切な手続きです。

説明内容に納得したうえで、借主や買主が重要事項説明書に署名・押印し、その後に賃貸借契約や売買契約へと進みます。内容が分からない場合は、その場で遠慮なく質問し、十分に理解してから契約することが大切です。

ポイント

契約前に交付・説明される重要な書類です。

宅地建物取引士が説明を行います。

契約内容や物件の重要事項を事前に確認できます。

不明な点は契約前に確認し、納得してから契約しましょう。

相続登記とは

相続登記とは、亡くなった方(被相続人)が所有していた土地や建物などの不動産を、相続人名義へ変更する登記手続きのことです。

相続によって不動産を取得した場合は、法務局で所有権移転登記(相続登記)を行います。

2024年4月1日から相続登記は義務化され、相続によって不動産を取得したことを知った日から3年以内に登記を申請しなければなりません。正当な理由なく期限を過ぎると、10万円以下の過料が科される場合があります。

相続登記の流れ

相続登記は、必要書類を準備し、管轄の法務局へ申請して行います。主な必要書類は次のとおりです。

被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本

相続人全員の戸籍謄本

不動産を取得する相続人の住民票

被相続人の住民票の除票または戸籍の附票

不動産の登記事項証明書など

遺言書による相続の場合は遺言書、遺産分割協議を行った場合は遺産分割協議書印鑑証明書などが必要になります。

また、司法書士に手続きを依頼する場合は、委任状を提出して申請を代行してもらうこともできます。

ポイント

相続登記は、不動産の名義を相続人へ変更する手続きです。

2024年4月から相続登記が義務化されました。

相続を知った日から3年以内に申請する必要があります。

手続きは法務局で行い、司法書士へ依頼することも可能です。

た行

退去費用とは

退去費用とは、賃貸物件を退去する際に発生する費用のことで、主に原状回復にかかる費用を指します。

原状回復とは、借主の故意や過失、通常とは異なる使い方によって生じた傷や汚れを修繕し、貸主へ返すことです。一方で、通常の生活による経年劣化や自然な損耗については、原則として借主が負担する必要はありません。

退去時には、敷金から原状回復費用が差し引かれ、残額が返還されるのが一般的です。ただし、修繕費用が敷金を上回る場合は、追加で退去費用を請求されることがあります。

退去費用をめぐるトラブルを防ぐためには、次のような点を確認しておくことが大切です。

退去時の室内確認にはできるだけ立ち会う

修繕箇所や費用の内訳について説明を受ける

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を確認しておく

退去時の室内を写真で記録しておく

また、入居時にも室内の傷や汚れ、設備の状態をチェックシートや写真で記録しておくと、退去時のトラブル防止につながります。

ポイント

退去費用は、主に原状回復のために必要となる費用です。

通常の使用による経年劣化や自然な損耗は、原則として借主負担ではありません。

敷金から修繕費用が差し引かれ、残額が返還されます。

入居時・退去時に室内の状態を記録しておくと、トラブル防止に役立ちます。

仲介手数料とは

仲介手数料とは、不動産会社が売買や賃貸契約の仲介を行い、契約が成立した際に支払う成功報酬のことです。

不動産会社は、物件の紹介や内見の案内、条件交渉、契約書の作成、契約手続きなどを行い、その対価として仲介手数料を受け取ります。契約が成立しなかった場合は、仲介手数料を支払う必要はありません。

仲介手数料が必要なケース

仲介手数料は、次のような取引で発生します。

アパート・マンション・戸建てなどの賃貸契約

中古マンション・中古住宅・土地などの売買

仲介会社を通して購入する新築一戸建て

一方で、不動産会社が売主となる新築マンションや買取再販物件などを直接購入する場合は、仲介会社が入らないため、仲介手数料が不要となるケースがあります。

仲介手数料の上限

売買と賃貸では、仲介手数料の上限が法律で定められています。

売買の場合
売買価格が400万円を超える場合は、「売買価格(税抜)×3%+6万円+消費税」が上限です。

賃貸の場合
貸主と借主が支払う仲介手数料の合計は、家賃1か月分(共益費・管理費を除く)+消費税が上限となっています。一般的には、借主が家賃の0.5~1か月分程度を支払うケースが多く見られます。

ポイント

仲介手数料は、不動産会社へ支払う成功報酬です。

契約が成立しなければ、仲介手数料は発生しません。

売主から直接購入する物件では、仲介手数料が不要な場合があります。

仲介手数料には法律で定められた上限があります。

賃貸管理とは

賃貸管理とは、アパートやマンション、戸建てなどの賃貸物件を適切に運営・管理するための業務のことです。

賃貸管理には、オーナー自身が管理を行う「自主管理」と、不動産会社や管理会社へ管理業務を委託する「委託管理」の2つの方法があります。

管理業務は、大きく「入居者管理」と「建物管理」に分けられます。

入居者管理では、入居者の募集、賃貸借契約の手続き、契約更新、家賃の集金や督促、入居者や近隣からの問い合わせ・クレーム対応、退去手続きや敷金の精算などを行います。

建物管理では、共用部分の清掃や設備の点検、建物の修繕手配、法定点検への対応、退去後の原状回復工事の手配など、建物の維持管理を行います。

管理会社へ賃貸管理を依頼する場合は、契約内容によって管理を任せる範囲が異なります。そのため、契約前に業務内容や管理費用をよく確認することが大切です。

ポイント

賃貸管理とは、賃貸物件を適切に運営・管理するための業務です。

管理方法には「自主管理」と「委託管理」があります。

管理業務は、入居者管理と建物管理に大きく分けられます。

管理会社によって対応する業務内容や管理範囲は異なります。

賃貸借契約とは

賃貸借契約とは、貸主が土地や建物などを借主に貸し、借主がその対価として家賃を支払う契約のことです。

賃貸借契約では、貸す側を貸主(賃貸人)、借りる側を借主(賃借人)といいます。

貸主には、借主が物件を安心して使用できる状態を維持する義務があり、必要に応じて修繕を行います。一方、借主には、家賃を期限どおりに支払い、退去時には契約内容に基づいて原状回復を行い、物件を返還する義務があります。

賃貸借契約には、大きく分けて「普通借家契約」「定期借家契約」の2種類があります。

普通借家契約は、契約期間が満了しても、貸主に正当な理由がない限り契約の更新を拒否できず、借主の居住が法律で保護されています。

一方、定期借家契約は、契約期間の満了とともに契約が終了する契約です。ただし、貸主と借主の双方が合意すれば、新たに契約を結び直すこともできます。

ポイント

賃貸借契約とは、家賃を支払って住宅などを借りる契約です。

貸主は物件を適切に使用できる状態に保ち、借主は家賃の支払いと契約内容に従った使用・退去を行います。

賃貸借契約には「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類があります。

契約内容や更新条件は、契約前に重要事項説明書や契約書でしっかり確認することが大切です。

手付金とは

手付金とは、不動産の売買契約を結ぶ際に、買主が売主へ支払うお金のことです。契約が成立した証として支払われ、通常は売買代金の一部に充当されます。

手付金には、「契約を成立させた証拠」としての役割に加え、一定の条件のもとで契約を解除できる「解約手付」としての意味があります。

一般的には、売主または買主が契約の履行に着手する前であれば、買主は手付金を放棄することで契約を解除でき、売主は受け取った手付金の2倍の金額を返還することで契約を解除できます。ただし、契約内容によって条件が異なる場合もあるため、契約書をよく確認することが大切です。

また、不動産会社が売主となる場合は、宅地建物取引業法により、手付金は原則として売買代金の20%以内と定められています。さらに、一定額以上の手付金を受け取る場合には、買主を保護するための手付金保全措置を講じることが義務付けられています。

ポイント

手付金は、不動産売買契約の成立を証明するために支払うお金です。

通常は売買代金の一部として充当されます。

契約の履行前であれば、手付金を放棄または倍返しすることで契約を解除できる場合があります。

不動産会社が売主の場合は、手付金の上限や保全措置が法律で定められています。

登記とは

登記とは、土地や建物の所在地や面積、所有者、抵当権などの権利関係を法務局に登録し、公的に証明する制度のことです。

不動産を購入したり相続したりした際に登記を行うことで、その不動産の所有者であることを第三者に対して証明でき、安全で円滑な不動産取引につながります。

登記には、土地や建物の所在地や面積などを記録する「表示に関する登記」と、所有権や抵当権などの権利関係を記録する「権利に関する登記」があります。

登記の申請は、不動産を管轄する法務局で行います。手続きは自分で行うこともできますが、必要書類の作成や申請手続きは専門的な知識が必要なため、多くの場合は司法書士へ依頼します。

ポイント

登記とは、不動産の情報や権利関係を法務局に登録する制度です。

登記をすることで、不動産の所有権などを第三者へ公的に証明できます。

登記は、不動産の売買や相続、住宅ローンの利用時などに必要になります。

手続きは自分でも可能ですが、司法書士へ依頼するケースが一般的です。

な行

内見とは

内見とは、賃貸物件や売買物件を契約する前に、実際に現地で室内や周辺環境を確認することです。

お部屋探しでは、まずインターネットなどで物件情報を探し、気になる物件が見つかったら不動産会社へ問い合わせて内見を予約するのが一般的な流れです。

内見では、間取りや日当たり、設備の状態、収納の広さ、騒音、周辺環境など、写真や間取り図だけでは分からないポイントを確認できます。実際に現地を見学することで、入居後の生活を具体的にイメージしやすくなります。

近年では、現地へ行かずに物件を確認できるオンライン内見も普及しています。不動産会社の担当者がビデオ通話で室内を案内したり、360度カメラや3Dウォークスルー動画を利用して物件を確認したりする方法があります。

現地での内見でもオンライン内見でも、契約前に実際の物件を確認し、自分に合った住まいかどうかを判断する大切な機会です。

ポイント

内見とは、契約前に物件の室内や周辺環境を確認することです。

写真だけでは分からない日当たりや設備、住環境を確認できます。

現地で見学する方法のほか、オンライン内見を利用できる物件もあります。

気になる点は、内見時に不動産会社へ質問しておくと安心です。

は行

不動産査定とは

不動産査定とは、土地や建物、マンションなどを売却する際に、不動産会社が市場価格や周辺の取引事例などをもとに、売却できる可能性が高い価格を算出することです。

不動産は、売主の希望価格だけで売却できるとは限りません。実際の売買価格は、売主と買主の双方が納得した価格で決まります。そのため、不動産会社は立地や築年数、建物の状態、周辺の相場などを総合的に判断し、適正な査定価格を提示します。

査定価格は、売り出し価格を決める際の目安となるものであり、実際の成約価格と必ず一致するわけではありません。売り出し価格が相場より高すぎると買い手が見つかりにくくなり、売却までに時間がかかることがあります。

また、不動産会社によって得意とする地域や物件の種類、販売方法が異なるため、査定価格に差が出ることもあります。そのため、納得のいく売却を目指すには、複数の不動産会社に査定を依頼して比較・検討することも大切です。

ポイント

不動産査定とは、不動産会社が売却価格の目安を算出することです。

査定価格は、立地や築年数、周辺相場などをもとに算出されます。

査定価格は売却価格の目安であり、実際の成約価格とは異なる場合があります。

複数の不動産会社に査定を依頼すると、適正な価格を把握しやすくなります。

フリーレントとは

フリーレントとは、賃貸物件を契約した後、一定期間の家賃が無料になるサービスのことです。空室対策の一つとして、多くの賃貸物件で採用されています。

フリーレント期間中は家賃が発生しないため、引っ越し費用や新生活の初期費用を抑えられることが、借主にとって大きなメリットです。無料期間は1か月~2か月程度が一般的ですが、物件によっては3か月以上設定されている場合もあります。

貸主にとっては、家賃そのものを下げることなく入居者を募集できる点がメリットです。家賃を値下げすると物件全体の家賃相場や資産価値に影響することがありますが、フリーレントであれば家賃を維持したまま入居促進を図ることができます。

ただし、フリーレント付きの物件には、「一定期間以内に退去すると違約金が発生する」などの条件が設けられている場合もあります。契約前には、無料期間だけでなく、契約内容や解約条件についても確認しておくことが大切です。

ポイント

フリーレントとは、契約後の一定期間、家賃が無料になるサービスです。

空室対策として導入されることが多く、1~2か月程度が一般的です。

借主は初期費用を抑えられ、貸主は家賃を下げずに入居者を募集できます。

違約金や最低入居期間などの条件が設定されている場合があるため、契約内容をよく確認しましょう。

保証会社とは

保証会社とは、契約者が支払いを滞納した場合に、契約者に代わって支払いを行う会社のことです。不動産では主に「家賃保証会社」と「住宅ローン保証会社」の2種類があります。

 

家賃保証会社

賃貸住宅を契約する際に利用する保証会社です。借主が家賃を滞納した場合、保証会社が貸主へ家賃を立て替えて支払います(代位弁済)。その後、借主は立て替えてもらった家賃を保証会社へ返済する必要があります。

近年では、連帯保証人を立てる代わりに家賃保証会社への加入を条件とする賃貸物件が増えています。

住宅ローン保証会社

住宅ローンを利用する際に、借入者の保証を行う会社です。万が一、住宅ローンの返済が滞った場合は、保証会社が金融機関へ残りのローンを立て替えて支払います(代位弁済)。

ただし、保証会社が返済しても借金がなくなるわけではありません。その後は、借入者が保証会社へ返済を続けることになります。

ポイント

保証会社とは、契約者に代わって支払いを保証する会社です。

賃貸では「家賃保証会社」、住宅購入では「住宅ローン保証会社」が利用されます。

家賃やローンを立て替えてもらった場合でも、契約者の返済義務はなくなりません。

最近の賃貸物件では、保証会社への加入が契約条件となるケースが一般的です。

や行

家賃査定とは

賃料査定とは、アパートやマンションなどの賃貸物件を貸し出す際に、適正な家賃を算出することです。

賃料査定では、周辺の類似物件の家賃相場をはじめ、築年数、間取り、設備、駅からの距離、周辺環境、日当たり、階数など、さまざまな条件を総合的に比較・検討します。また、不動産市場の動向や地域の需要と供給のバランスも考慮し、入居者が見つかりやすく、オーナーにとっても適正な賃料を提案します。

賃料査定には、主に「取引事例比較法」と「積算法」という方法があります。

取引事例比較法は、近隣の類似物件の賃料を参考に、立地や築年数、設備などの違いを考慮して賃料を算出する方法で、住宅の賃料査定で最も一般的に利用されています。

一方、積算法は、建物の建築費や土地価格、期待利回りなどをもとに賃料を算出する方法で、主に事業用物件や収益物件の査定で用いられます。

適正な賃料を設定することで、空室期間の短縮や安定した賃貸経営につながるため、賃料査定は賃貸経営において重要なポイントとなります。

ポイント

賃料査定とは、賃貸物件の適正な家賃を算出することです。

周辺相場や築年数、設備、立地条件などを総合的に判断して査定します。

一般的な住宅では「取引事例比較法」が多く利用されます。

適正な賃料設定は、空室対策や安定した賃貸経営につながります。

家賃保証会社とは

家賃保証会社とは、入居者が家賃を支払えなくなった場合に、入居者に代わって貸主へ家賃を立て替えて支払う会社のことです。

賃貸住宅を契約する際には、以前は親や親族などが連帯保証人になることが一般的でした。しかし、保証人を頼める人がいない場合や、保証人を依頼しにくいケースもあるため、近年では家賃保証会社を利用する物件が増えています。

家賃保証会社が家賃を立て替えた場合でも、その支払いが免除されるわけではありません。入居者は、立て替えてもらった家賃を後日、保証会社へ返済する必要があります。

家賃保証会社を利用するかどうかは、貸主や管理会社によって異なりますが、現在では保証会社への加入を契約条件としている賃貸物件が一般的となっています。

ポイント

家賃保証会社とは、家賃滞納時に貸主へ家賃を立て替えて支払う会社です。

保証会社が立て替えた家賃は、後日入居者が返済する必要があります。

連帯保証人の代わりとして利用されるケースが増えています。

現在では、保証会社への加入が契約条件となる賃貸物件が多くなっています。

容積率とは

容積率とは、敷地面積に対して、建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)がどのくらいまで建てられるかを示す割合のことです。容積率はパーセント(%)で表されます。

例えば、敷地面積が100㎡で容積率が200%の場合、建物の延べ床面積は最大200㎡まで建築できます。2階建てなら1階100㎡・2階100㎡、3階建てなら各階約66㎡ずつなど、延べ床面積の合計が200㎡以内であれば建築が可能です。

容積率は、建物の大きさや階数を適切に制限し、周辺環境や街並みを守るために都市計画で定められています。

建蔽率との違い

建蔽率(けんぺいりつ)は、敷地に対して建物を真上から見た面積(建築面積)の割合を表し、建物の広がりを制限するものです。

一方、容積率は、建物全体の延べ床面積の割合を表し、建物の総床面積やボリュームを制限するものです。

つまり、

建蔽率 … 建物の「広さ(建築面積)」を制限するルール

容積率 … 建物の「大きさ(延べ床面積)」を制限するルール

この2つの基準によって、建物の規模や街並みのバランスが保たれています。

ポイント

容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合です。

建物の大きさや階数を決める重要な基準です。

容積率は都市計画によって用途地域ごとに定められています。

建蔽率と合わせて、建築できる建物の規模が決まります。

ら行

リノベーションとは

リノベーションとは、既存の住宅やマンションに大規模な改修工事を行い、住まいの性能や機能、デザインを向上させ、新たな価値を生み出すことです。

古くなった建物を元の状態に戻すだけでなく、ライフスタイルや暮らし方に合わせて間取りや設備を一新し、より快適で使いやすい住まいへと生まれ変わらせることを目的としています。

具体的には、給排水管や電気・ガス設備の更新、間取りの変更、キッチンや浴室などの設備交換、内装の全面改修などが行われます。場合によっては、建物の骨組みだけを残して内装をすべて造り替える「スケルトンリノベーション」が行われることもあります。

リフォームとの違い

リフォームは、古くなった設備や内装を修繕・交換し、建物を元の状態に近づける工事を指します。例えば、壁紙の張り替えや外壁塗装、キッチンや浴室の交換などが代表的です。

一方、リノベーションは、間取りの変更や設備の刷新などを通じて住宅の性能やデザインを向上させ、新しい価値を加える大規模な改修工事を意味します。

ポイント

リノベーションとは、住宅に新たな価値を生み出すための大規模な改修工事です。

間取りの変更や設備の更新など、暮らしやすさやデザイン性を高めることが目的です。

リフォームは原状回復が中心、リノベーションは性能や価値の向上を目的とする点が大きな違いです。

中古住宅や中古マンションを自分好みに住みやすくしたい方に人気があります。

リフォームとは

リフォームとは、古くなった住宅やマンションを修繕・改修し、快適に住める状態へ回復させる工事のことです。

経年劣化によって傷んだ部分や設備を修繕・交換し、建物の機能や美観を回復させることが主な目的です。新しい価値を加えるというよりも、建物をより良い状態に戻すための工事を指します。

具体的には、壁紙や床の張り替え、キッチン・浴室・トイレなどの設備交換、外壁や屋根の塗装・補修などがリフォームにあたります。住宅を長く快適に使い続けるために、多くの住宅で行われています。

また、賃貸住宅では、入居者が退去した後に室内を修繕し、次の入居者が気持ちよく住める状態に整える工事もリフォームの一つです。ただし、借主の負担となる範囲については、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に基づいて判断されます。

リノベーションとの違い

リフォームは、老朽化した部分を修繕し、建物を元の状態に近づけることを目的とした工事です。

一方、リノベーションは、間取りの変更や設備の一新などにより、住宅の性能やデザインを向上させ、新たな価値を生み出す大規模な改修工事を指します。

ポイント

リフォームとは、住宅や設備を修繕・改修し、快適な状態へ回復させる工事です。

壁紙や床の張り替え、水回り設備の交換、外壁や屋根の補修などが代表例です。

賃貸住宅では、退去後の原状回復工事として行われることもあります。

リノベーションは住宅の価値を高める改修、リフォームは建物を元の状態に近づける改修という違いがあります。

礼金とは

礼金とは、賃貸アパートや賃貸マンションなどの賃貸借契約を結ぶ際に、借主(入居者)が貸主(大家さん)へ家賃とは別に支払うお金のことです。

その名前のとおり、住宅を貸してもらうことへの**「お礼」の意味**で支払われる費用とされています。礼金は、住宅不足だった戦後に「貸してくれてありがとう」という感謝の気持ちを表す慣習から広まったといわれています。

礼金は大家さんへのお礼として支払うお金のため、敷金とは異なり、退去時に返還されることはありません。

近年では、礼金が不要な「礼金0円(礼金なし)」の賃貸物件も増えていますので、お部屋探しの際は初期費用の一つとして確認しておくことが大切です。

相模大野・町田・東林間エリアで賃貸物件をお探しの方は、Life Vision株式会社杉住建までお気軽にご相談ください。